かぼちゃの馬車破産手続きへ、豊田商事事件との共通点
約30年前に起こった豊田商事事件。純金ファミリー契約証券という名目の紙切れで2000億円ものお金を集めて甚大な被害が発生しました。
今回の件も、イメージとしては数千万円の価値の不動産をローンをつけて例えば1億円で顧客に卸しているものと想像されます。
両者の共通点としては、実体の価値と乖離している商品を提供している(サブリースの中途解除よりも問題の本質はこちらだと思います。)ということが挙げられます。
特に不動産の価格は明確でないのでこのような事件に巻き込まれないように、その価値(見積りは適正か、過大な利益が上乗せされていないか、リーシングの計画は妥当性があるか)慎重に検討する必要があります。